1.相続放棄をするべきか?遺産分割するべきか?

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父が亡くなった後に、母が亡くなりました。相続人は私と姉の二人です。母の主な相続財産は５０００万円の実家不動産です。実家は空き家です。実家の近くに住んでいる姉は、母の遺骨を空き家になった実家に放置したままです。
私としては、姉が母の納骨、お寺とのやり取りなどをしてくれれば、相続放棄してもいいと思います。
ところが、姉は納骨などをする素振りがありません。日取りを聞いたところ「固定資産税を滞納して、差し押さえられて迷惑かけてやる」などと言っており、私としては弁護士さん に依頼して空き家の売却までしてもらったほうがいいのではないか？と思い始めました。

２.弁護士からの回答

まず、空き家を売却して所有者が変わるまでは、相続人が管理責任を負います。空き家や庭を放置すると、雑草がのびて害虫の隠場になり、近隣住民に損害を与えることもあります。火災保険や固定資産税の負担もあります。一般論として、売却したほうがこれらのコスト負担が減ることをお伝えしました。
次に、納骨をしないことには売却をするのは難しいと思われます。遺産分割協議書に納骨費用の負担を記載できることなどもお伝えしました。
弁護士が間に入ることにより、「心が軽くなった」、「遺産分割が進展した」というお声を多数いただいております。感情的にならず、遺産分割を進めることができますので、お気軽にご相談下さい。

弁護士法人シーライト藤沢法律事務所

代表弁護士　阿部　貴之

神奈川県弁護士会所属。弁護士登録後、都内総合法律事務所、東京都庁労働局等を経て、平成27年に弁護士法人シーライト藤沢法律事務所を開設。依頼相続トラブルの相談実績は300件を超える。「依頼者の良き伴走者となるために」をモットーに、スタッフと共に事件解決へ向かって邁進中。好きな言葉は「二人三脚」「誠心誠意」。弁護士紹介

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